2008/06/29

mon meilleur ami

ぼくの大切なともだち-フランス映画をみてきました。お馴染みの俳優ダニエル・オトゥイユが好演していました。
時々笑いもあり、心のひだのせつない部分等みえかくれ。
なかなか素敵な映画でした。
映画の主人公ほどではないにしても、私も決して友達が多い方ではありません。大勢のパーティも苦手。
まずやはり、自分が自然に自分らしくいられる事が大事だな、っとちょっとあらためて感じました。
私には、高校生のとき、とっても親しくしていた友人がいました。何でも相談ができ、勉強や恋の話、将来の事好きな音楽のこと、本当になんでも話せる女友達でした。その彼女と音信不通になったのは住んでいる場所も離れ、仕事や結婚というもののせいかどうか、会えなく・・会わなくなってしまいました。今は開業医の奥様になっています。子供も手を離れ、自分の受けたい講義を色々な大学で聴講生となっている・・そんな話を一度電話で話した事があります。それも随分前です。
そして、もうひとり、別のおんな友達がいました。
おたがい母子家庭で、共通することもあり気が合いました。
大阪までコンサートを聴きにいったり、彼女の家を訪問したり、それは大学時代まで続きました。その後彼女はスペイン語の専攻していることもあり、スペインに留学しました。そのうち、彼女のおうちもどこかに引っ越され、電話番号もわからなくなり、全くの音信不通となってしまいました。高校の同窓会名簿も入手しましたが、彼女は行方不明者となっていました。
いつか会えるかな・・
映画で二人の男性は大切なともだちになることができます。

2008/06/18

いつか一眼レフ



モノ等、カタチから入る私にとって、時には迷ってしまうこともたまにあります。
20代の頃、一目で気に入ったカメラがあります。それは、LEICAのM型カメラです。もちろん20代の私が買える値段ではありませんでした。もちろんずっと思いを馳せていました。30代に入り、ちょっぴり余裕のできたころ一大決心をして、心斎橋筋にあるライカ専門店に行きました。ウィンドウには素敵なカメラがたくさん、もう、うっとりでした。お店のご主人は“あなたが買うの?”というような反応でした。本気で買うつもりでいる私の意思が通じると、2タイプのカメラを目の前に置かれました。私が気に入っていたのはM型、2眼レフでした。もうひとつが1眼レフのR型。みかけはダントツM型でしたが、カメラの機能はR型もかなり魅力的でした。ここで、私のカタチから入る習性どおり、2眼レフのM5というライカを買ったのでした。
デジタルカメラで1眼レフがほしい、なんとなく数年前から思っていました。でも、カタチで気に入るものに遭遇できず、この春まで買わずにいました。コンパクトなデジタルカメラは持っているので、贅沢なものは止めよう、カタチもそんなにこだわらずに、今ある中からそれなりに、ピンっとくるものを買おうと思うようになっていました。それで、なんとなく CanonのEOS KissX2の実物をみてみようと、5月にカメラのナニワに行ってみました。手に取って感触を確かめたりしていたときに、1つ気になるカメラがありました。OLYMPUSのE-420です。カタチは好きだな、と感じました。私には重要なことです。お値段もお手頃です。すぐに、決めない事にしてその時は帰りました。そして、ある程度、ネットで調べて殆どE-420のことをカメラのプロに説明してもらって、買う事にしよう、そう思って再びカメラのナニワへ行ってきました。レンズのことや、実際に撮ってもらって、X2とE-420を比べました。そうすると、私が撮りたい写真が思うように撮れるのはX2。でも、カタチはE-420が好き。スタッフの方がKiss Fがもうすぐ発売されます。それから決められたらいかがですか。と言ってくれたので、その2つから選ぶ事にしました。私の1眼レフ選びは時間がかかっています。こういうことは、めったにないことなので楽しむことにしよう。

2008/06/13

Bonjour! fifty's


普段使いの小物達、例えばボールペン1本にも自分の好きなものを使いたいと思ってしまいます。
毎日使う食器も、一時期はまっていた江戸や明治の有田焼の気に入ったものだけを残しています。組み合わせには白のシンプルなお皿を合わせます。グラスは主にフランスの業務用を使用しています。丈夫でシンプルでカタチが気に入っているから。
そして最近日本製の業務用のグラスもプラスしました。繊細なイメージのそれは、スガハラ・fifty'sロックグラス。見た目だけでなく、口当たりもやさしくけっこう気に入っています。

2008/06/04

Hello! louis poulsen


ルイスポールセンという名前は知りませんでした。でも、ライティングの綺麗な照明は記憶に残っていました。
ルイスポールセン社は1874年にデンマークで設立。1920年代半ばから、建築家でもあるデザイナー、ポール・ヘニングセンとの協力関係を築き、照明器具の開発をしたことが今現在の基礎となっているようです。
ダイニング用に買ったルイスポールセンの照明は18年くらい前に、部屋の雰囲気を変えたくて是非このライトにしたくて購入しました。今なお新鮮にダイニングの顔となっています。
ベッドルームの赤の照明もたまたまルイスポールセン。ちょうど10年たちます。そのころ買い替えたベッドのベースが赤だったので、照明も赤にしたのでした。きっと、ずっと長く使っていくと思います。
こうやって、お家の中を眺めてみると、北ヨーロッパのものが多い我が家です。意図したというより、自然にそうなりました。
日々の生活、自分にとって過ごし易い空間で本当にリラックスできれば、こんな贅沢なことはないと感じます。

2008/06/01

江分利満氏の優雅な生活


ミッドナイトシアターでたまたま「江分利満氏の優雅な生活」を観る事ができました。1963年の映画なのですが、今みても斬新で構図も大胆、私はまるでジャック・タチの映画を初めて観た時のような静かな興奮を覚えました。
原作は山口瞳、直木三十五賞を受賞しています。監督は岡本喜八。
公開当時はたったの1週間で打ち切られたそうですが、映画評論家には好評だったようです。
なんともお洒落なカット割りと、昭和30年代の日本の風景のバランスが絶妙としかいいようがありません。日本にもこんな映画があったのだ・・という驚きと喜び。エブリマンというワードもなんとも素敵です。
DVDも発売されています。
山口瞳の映画の後の本でしょうか?表紙のイラストは、サントリーのキャラクターとして映画に登場します。お洒落!
 

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